内野労務管理事務所からのお知らせ

労務トピックス(9月)

フレックスタイム制の法改正について

フレックスタイム制とは、清算期間(その期間を平均し一定の労働時間を超えない範囲内において労働させる期間)の総労働時間を定めておき、労働者がその範囲内で各日の始業および終業の時刻を選択して働くことにより、仕事と生活の調和を図りながら効率的に働くことを可能とし、労働時間を短縮しようとする制度です。

また、就業規則に規定を定め、労使協定の締結を行うことで、清算期間を平均して1週間当たりの労働時間が40時間(法定労働時間)を超えない範囲において、1週間40時間・1日8時間の法定労働時間を超えて労働させることができます。

働き方改革関連法の成立にともない、今年4月に労働基準法が改正され、このフレックスタイム制の清算期間が1か月から最長3か月まで延長されました。

清算期間の上限が延長される大きなメリットとしては、従業員が家族と過ごす時間や個人的なライフワークなど、様々な生活上のニーズと仕事の調和を図りつつ、より柔軟に効率的な働き方を構築しやすくなることです。

もちろん、どのような就業形態にも対応できるものではなく、業態に馴染まないケースもあるとは思いますが、まずは一部の社員に限定して試験的に運用してみて、制度のメリットデメリットを実際に感じてみるのはいかがでしょうか?例え良い結果がすぐには得られないとしても、チャレンジすることにより、業務の効率化の新たな糸口が見つかる可能性があります。業務の効率化、生産性アップのために、一つ一つ、小さな試みを続けていきましょう。